デキるポンコツ嫁のブログ

スノーボード大好きな主婦が気ままに綴っていくブログです。

【スノボ初心者さん向け】スノーボードブーツの選び方(女の子は特に!足首が曲げられるかチェックして!)

こんにちは、ポンコツ嫁です。

 

さて、前回は初心者がまず買うべきギアを大事な順番で書きましたが、これからはその詳細を綴っていこうかと思います。(かなり時間が開いてしまって反省…)

まずはブーツからいきましょう。

(ここではハードブーツについては触れませんので、ソフトブーツについて説明させて頂きます)

 

  

 

 

ブーツの種類

 スノーボードのブーツは、紐の締め方によって大きく3つのタイプに分けられます。 

【スピードレース】

1番メジャーなのがこのタイプです。

まず、ブーツはインナーとアウターの2つに別れていて、それぞれを締めて履きます。

ブーツによってインナーの締め方も様々ですが、ブーツの分類はアウターの締め方によって分かれていると思って良いかと👍

スピードレースはブーツの両脇の紐を同時にギューッと引っ張るだけで、全体を均等に締められるということが利点です。私もずっとこのタイプを使用しています。ブーツの上部と下部がそれぞれ締め分け出来たり、足首と全体を別で締められたりと、締め方は殆ど同じでもどこをどう締めるかは様々なので、店員さんに聞いて色んなブーツを試着してみましょう!

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【シューレース】

 こちらは昔ながらの、自分でひとつずつフックに紐をかけて締めるタイプのものです。このタイプの利点は完全に自分好みで紐を締められる事ですね。玄人好みかも知れません。当然、履くのは最も面倒です^^; ブーツというのは、滑り出してみたらあれ?キツく締めすぎてた💦とか、滑っているうちに緩んできた〜、とかで履き直すこともしばしば。そういう時に面倒だと感じなければ、自分好みに締められるので良いと思います!

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【ボア】

 こちらは他の2タイプとは違い、紐ではなくワイヤーが通されており、ダイヤルを回してそのワイヤーを締めるタイプです。引っ張ったりする必要がなく、力も要らないので、3つの中では1番簡単で素早く履けるブーツと言えるでしょう。まさに女性や初心者に向いています👍レースタイプと比べると締め具合の調整があまり効かないイメージがありましたが、最近はどんどん改良されているようです。試着してみて好みの履き心地の物があれば、履くのが楽で良いなと思います。

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選ぶ時のポイント

【足首が曲げられるか】

  初心者の方がブーツを選ぶ際のポイントを挙げたいと思います。

まずは、足首を曲げられること。

ちょっとイメージしてみて欲しいのですが、両足を板に固定した状態で、脚がピンと伸びきっていたら少しの衝撃ですぐにバランスを崩してしまいますよね?だから、滑るときには基本的に膝と足首を少し曲げて、姿勢を若干低くした態勢が理想です。

ですが、ブーツがあまりにも硬すぎて足首が全く動かない、となると低い姿勢を作ることが困難になります。

とはいっても、初級者の方ですと、新品のブーツはどんなものでも硬く感じるかもしれません。そこで足首を曲げるコツをお伝えしておきましょう☆

ブーツをはいた状態で、頭とお尻の位置をあまり動かさずに、膝を曲げ、前に突き出してみて下さい。ブーツのスネの部分を押しつぶすイメージです。これは実際に滑走する際にも役に立つので覚えておくと良いです👍

これをいくつかのブーツを履いて試してみて下さい。

 また、ブーツが硬いということは、その分少しの動きでも瞬時に板に力が伝わることになります。これを俗に"反応が速い"と言います。反応が速いということは、あるジャンルにおいてはメリットとなりますが、スノーボードを始めたての方にとってはかなりシビアなコントロールが必要となるためおすすめしません。

やはり最初のうちは、柔らかめで少し動きに余裕を持たせられるブーツが良いでしょう😊

 

【かかとが浮いてないか】

しっかり紐を締めてブーツを履いた後、つま先立ちしてみて下さい。

その際にかかとが浮いてないかチェックしてみて下さい。

もしかかとが浮くようであれば、サイズが大きいか、あるいは足首の部分がしっかり締められていない可能性があります。そのようなブーツのまま滑っていると、荷重が上手く板に伝わらずに無理な態勢で滑って転んだり、変な癖がついてしまうかも知れません。かかとが浮いてしまう場合は店員さんに、紐を締めなおしてもらってもう一度試すか、"足首のちゃんと締まるブーツ"を選んでもらいましょう!

 

【つま先が痛くないか】

ブーツを履いた時に、つま先が当たっていないでしょうか?

余裕がありすぎるのはもちろん良くないですが、スノーボードをする際は、ブーツを履いた上からさらにバインでブーツを板に固定することになります。出来ればブーツを履いた状態でバインも装着してみるのが理想ですが(ブーツとバインの相性を確認する意味でも)、ブーツを試着した時点でつま先が当たってしまっている場合は、1サイズ上の物も試着してみて、丁度よいサイズを探してみましょう。

 

番外編 ~熱成型とインソール~

人の足というのは、本当に人それぞれですよね(←いきなり笑)。

私の場合、片方の足に合わせてブーツを選ぶとどうしてももう片方はかかとが浮くんです(泣)。でも、足の専門家の方に話を聞いたところ、それって普通の事なんだそうです。殆どの人が、左右の足でサイズや形が違うのだそうです。

そこで、どうしてもブーツのフィット感が得られないとか、独特の悩みがあるという方のために紹介したいのが、DEELUXEに代表されるサーモインナーとインソールです。

【熱成型(サーモインナー)】

これはブーツのインナーを、熱によって自分の足の形に合わせて成型するものです。他の誰でもない、自分だけの形のブーツを作ることが出来ます。大体は購入店で焼いてくれるはずですので、興味のある方は店員さんに聞いてみましょう☆

【インソール】

 インソールは殆どのブーツに元々入っているはずです。

しかし、コアなスノーボーダーは大体が別で買って入れ替えていますね。

インソールにも様々な種類がありますが、主に足を疲れにくくするとか、

 より力を高めて板に伝わりやすくするなどの役割があります。スノーボーダーに圧倒的に支持されているのがスーパーフィート ではないかと思います。

私は以前、前十字靭帯断裂と半月板損傷をしたという事もあり、オーダーメイドでインソールも成型してもらってます(冷や汗もののお値段なので、若者はそこまでする必要ありません笑)。

が!オーダーメイドでなくとも、一度使うとこれなしでは滑れない!という人が大変多いので、足の疲れやすい方なんかにはとてもおすすめです。

※インソールを買って、且つ、ブーツを成型するという人は、必ずインソールを持って行って、中に入れた状態で焼いてもらって下さいね‼

 

まとめ

ある程度経験を積んでいくと、個々のスキルや脚力、やりたいジャンルによって適したブーツが分かれてきます。

でも初級者の場合はまず、自分が思った通りに身体を動かせることが大切です。ゲレンデで仲間が「もっと膝曲げて!(足首が曲がらなければ膝も曲がりません)」ってアドバイスをくれても、「分かってるけどブーツが硬くて無理~(´;ω;`)」ってことにならないように気を付けましょ!(私はレンタルブーツ履いてた頃まさにそれでした…)

 思うように動かせるか、自分の足にフィットしているか、脱ぎ履きにストレスを感じないか、バインとの相性やサイズは合っているか、以上のことを踏まえて、1番大事なブーツ選びに失敗しないよう、参考にしてもらえたらと思います😊